孤毒の果て

成人後自閉症スペクトラム、アル中・双極性障害とも診断される診断された当事者ブログ。孤独な男。据え置きゲームを処分して趣味はカメラへと移行、ミニマル生活へ。

俺が2ヶ月一眼レフで撮影とLightroom現像をしまくってわかったこと

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7SM2 ボディ ILCE-7SM2

目次

取りたい写真も決まってないのに始めた一眼レフ

一生遊べる趣味が欲しくて始めた一眼レフ、撮るもの決めて無くとりあえずエントリーモデルを購入してレンズを幾つか買って興味は無いが野鳥なども撮った2ヶ月間ずっと違和感を感じながら取り続けた。

完全に一人で遊べる趣味では無かった

俺が一眼レフに一番期待したのは誰とも共有せず、会話もせず、一人の世界に没入できる。一人で楽しめる趣味だと思っていたが実際は違う、カメラを持って有名観光地にいけば、ゴミのように人がいるどいつもこいつもカメラを持って自画撮りや三脚禁止場所で三脚を立てている、腹が立って仕方がねえ挙句の果てにはシャッター押してくれませんか?とまで言われる様になった。これは俺がカメラを持ってるから素人よりは上手いと思っての事だろう、全部拒否している。また、有名観光地の写真はググれば出て来る自分が取る必要があるのか?ハイエンドモデルの一眼レフでプロが取ったものを見れるじゃないか?自分が取る必要があるのか?そして観光地での写真を撮るのは辞めた。

図書館に行け

学校図書館サービス論

学校図書館サービス論

黙って図書館に行け、一眼レフ入門書からマニアックな本もある。借りるのは無料だ、読みを得たらメモ帳かエヴァノートに要点をまとめろ。そして返却して次の本を読め、情報も無くがむしゃらにとっても写真は上手くならない、情報が命だ。星景写真を取れと言われて急に取れるか?殆どの人が無理だ、事前に覚えておくんだ、奇跡のタイミング思いもしない所でやってくる。星が見えたり野鳥がいたりするんだ、そんな時カメラがあっても撮り方がわからないとつまらない写真しか取れない

経験値と情報を集める為にカメラサークに仕方なく入る

人付き合いをしたくないから始めた一人の趣味だったはずで本末転倒だがカメラサークに入った。目的は自分より上手い人から技術・情報を盗む為だ。0から覚えるより知ってるやつに聞いたほうが早い。テクニックを盗んだ方が早い。クズと言われるかもしれないが俺はハイエナだ。俺はガキの時親に無理やりスポーツをやらされていた、運動神経は無く万年素人だったが、その時のコーチが言っていた言葉が未だに忘れられない。「自分より上手いやつの動きを見てテクニックを盗め」だ。この教えの通りに俺は動いている。あの時コーチは嫌いだ、適当に死んでくれて構わないが俺にこの言葉を教えてくれたのは感謝している、お陰で爆速で情報収集が進んでいる。ちなみに社会人サークル(カメラサークル)なんて殆どが出会い目的の、皆結局下半身でしか物を考えられない犬畜生か、出会い目的の奴がほとんどだ。カメラは手段にされている。それでも俺は初心者はカメラサークに入る事をおすすめするなぜならレンズ交換や情報収集ができるからだ。探し方はネットでググれば出てくる。サークルは糞だと言ったがより糞じゃないサークルの見つけ方は、入会条件が、一眼レフもしくはコンデジを所持している事。の所にしろ。写真が好きなら誰でもおk!カメラ無くても大丈夫です☆(ゝω・)vキャピなんて条件の所が言い訳がない。

もう少し情報を貪るだけ貪ったらサークルを抜ける。俺は孤高のカメラマンになる。誰とも共有しない

撮影は全体の3割、ロケハンや編集時間のほうが多い

俺の買ったD3400気に入ってない。使いこなせてないと言った方がいいかもしれないが、本気で取りに行く時は1日が潰れる。下手だから何枚も取っているせいもある。取りたいのは夕方、マジックアワー、夜景だ。三脚必須。バックパックにくくり付けて徒歩で撮影地まで行く。事前にGoogleマップで行き方とどんな場所かある程度調べておく、さらに日中の明るいうちにiPhoneでここから取ればいい写真が取れそうだと借り撮りしておく。夜になると暗くて何も見えない。家で写真を確認して大体の往復時間と撮影時間を予測する。当日はヤフー天気で雨も見るのは当たり前だが、風が強いと木が揺れる、そして三脚も揺れるので風が強ければ撮影は無しだ。いざ撮影が始まればマジックアワーの時間は短いみるみる家に空は闇に包まれる。時間との勝負だ。事前に作っておいた撮影ポイントを走る。風景が取りたい俺はD3400の画角に満足できなかった、広角レンズ「タムロンTAMRON10-24mm F/3.5-4.5 DiII VC HLD(B023N)」を購入した。これには満足したが、マジックアワーなんて同じものばかり取っていても飽きてくる。そしてハイダイナミックレンジ合成と言うものを知ってしまった。俺が取りたい写真の一つだったが、D3400にはこの機能が無い、PCを使えば作れるらしいがまだ調べてない。

嫌いな写真や写真サービスが分かってきた

www.flickr.com

俺は人の悪い部分にすぐ気がつくタイプだ、それは写真にも同じ事だった。早い段階で好きじゃない写真嫌いな写真が分かってきた、ポートレートだ。人物が写っている写真、動物が写っている写真、子供の写真、家族写真。アットホームな写真が俺は嫌いだ。そう言えばそういう映画も一切見ない。理由なんて無いんだろう。共感できないから俺にとって意味のない写真を自慢げにアップロードされても何も感じない、何も感じないから理解できずに腹が立つ。そしてInstagramを辞める。Instagramを辞める理由にもう一つある、タグが糞だ。何年も前のSEO対策のように関係のないタグをぶち込んでるやつが多すぎる。そしてカメラ・レンズ情報が無い。見た所で何で撮影したのか?何で編集したのか分からない。目的の画像にたどり着けない。一眼レフをやるなら他人の写真からテクニックを盗むのは必須だろう。Flickrをおすすめする。FlickrならExifデータから、カメラボディ、レンズ、絞り、シャッタースピードまで公開されている。気に入った写真はいつ消されるかわからないのでエヴァノートでページごとローカルに保存して手本とする。

俺が好きな写真と撮りたい写真は合成写真とかフィルム系だった

HDRFlickrや人の作品を色々見ていて気がついた、俺は現代的な高解像度の写真が好きだと思っていたがそれほどでも無い事。ただ綺麗な景色をSONY α7Ⅲで撮った所で綺麗なだけだ。正直つまらない、α7Ⅲいやフルサイズ高解像度のお高いカメラがあれば、金があれば解決できてしまう写真ばかりだ。実際この数ヶ月であった人の多くが最新モデルのフルサイズ機を使っていた、Instagramやその他写真サービスのアカウント交換をしたが俺に言わせればどれも糞だ。誰もお前の娘息子の写真なんて見たくない。自分の子供が可愛いのはお前だけだ!ただ撮ってPCに取り込みアップロードしているだけだ、「ワークアウトは自慰行為だ。男は自己破壊を!」と言いたい。詳しく話を聞いてみると殆どがPCを触れないAdobeに金を払いたくないと言う理由でRAW現像をしていない。純正のソフトも使い方がわからないらしい。彼らは言い訳として「見たものをそのまま写真として残したい」と言っていたが本当か確かめようがない。俺はそんなものに興味がない。むしろデジタル臭プンプンするHDR多重露光デジタル一眼レフにオールドレンズをあえてつけてフレアやゴーストを楽しみたい。クロスプロセスやモノクロ写真、インスタント写真が好きだ。写真を撮るより自宅に戻りLightroomで編集作業の方が面白い。

RICOH GRⅡをスナップ機として欲しい

クロスプロセスやモノクロ写真ならAPS-Cサイズのセンサーを搭載したコンデジRICOH GRⅡで十分だと思い始めてると言うか買うと思うが、タイミング悪く去年にはRICOH GRⅢが出てもいいんじゃないかと噂されている。今更RICOH GRⅡを語る必要も無い。単純にスナップ写真を撮るのに馬鹿でかい一眼レフを持ち歩く必要が無いのだ、目的は納得できるⅠ枚写真を作る事で何で撮ったかじゃない。

SONY α7Sシリーズがほしい

今年SONY α7Sシリーズの新作がでると噂されている、こちらもタイミングが悪い、もうD3400のISO感度では満足できない。調べるとα7Sで夜景写真を撮っている人の作品が素晴らしい直接コンタクトを撮ってみたがやはり高感度を求めてのα7Sを使っているとの事。もう少しまとうそれまでオールドレンズ等で遊ぶか・・・。

俺が撮りたいものは

クロスプロセス 2 HDR、スナップ(クロスプロセス・モノクロ)、夜景だ。やっとわかった。今の機材とLightroomで近づくことはできるがストレスが溜まる。仕方がないが、写真を辞めるなら今だとも思っている。このまま取りたい物を撮る為に撮影機材を買い揃えRAW編集技術を高めて行く事が正しいのか、すでに自分と相性が悪い気がついてしまった機材を売り払い全てを0にして趣味なんて一生持たない方がいいのでは無いかと自問自答している。自分が取りたいものはこれだったのか!とわかった時アニメ「Flag」のシーンが脳内で再生された。あの作品は素晴らしい。