孤毒の果て

成人後自閉症スペクトラム、アル中・双極性障害とも診断される診断された当事者ブログ。孤独な男。据え置きゲームを処分して趣味はカメラへと移行、ミニマル生活へ。

就職に繋がらない就労移行支援を辞めたので詳しく報告

これならわかる〈スッキリ図解〉障害者総合支援法 第2版

目次

初めに

半年通所した就労移行支援を正式に辞めた。医師や医療ケースワーカーと相談しても仕事に繋がらないだろうと判断して自分で障害者枠で就職することにした。いつものことながら毒舌で真実のみ書く。

就労移行支援のスタッフが未熟

俺が通所した就労移行支援のスタッフが発達障害について勉強不足、自閉症スペクトラムは○○だから〜。ADHDは○○だから〜。とラベリングする。俺に言わせれば障害者差別だ。発達障害は個々に障害が違う事を理解できていない。プログラム内に白黒思考や、ラベリング思考を変えるプログラムがあるのに一番ラベリングしているのはスタッフ。一度ラベリングされると2度と融通が聞かなく就職についても相談してもあなたには無理じゃない?など否定される事が多く相談にならなかった。

支援のレベルが低すぎる

利用している就労移行支援だけが変なのかと思い市内の複数の就労移行支援を調べたが、結局やっている事はほぼ同じ。そもそも就職出来ないと思われる人を一般レベルの生活までなんとか頑張って底上げするぐらいまでしかの力しか無い。就職系プログラムが少ない、基本はコミュニケーション系が多くしかも低レベル。他の就労移行支援では散歩やスポーツまでプログラムに組み込まれていて何を目的に行くのかわからなくなってくる。

発達障害精神疾患のガス抜きの場所でしか無い

結局毎日同じ様なレベルの低いプログラムを行ってるわけだが、一番問題なのは利用者に注意しない事。一般社会ではオフィスではありえない声量で喋ったり、雑談をプログラム中にしていてもスタッフが注意しない。いろいろな障害や沸点の低い人が居るので基本ぬるい、注意すると逆ギレされる可能性もあると思うが、フリースクールや小学校の様な感じだと思ったほうがいい。

ADHDは場を荒らしまくる,ASDはコミュニケーション能力が低すぎる

ADHDが多い就労移行支援だったが彼らは刹那的に行動している、気になったらそれに注意が削がれてプログラムを抜けたり、席を立ち始めたり、話を始める。これがADHD同士だと偉いことになる。逆にASDは基本大人しい、コミュニケーション能力が低すぎる。会話しなければいけないプログラムで会話しない。

独自の求人が無い、辞めていく人が多い、就職した人を半年で一人も居ない。

入所して分かったことだが俺の通所していた就労移行支援は独自の求人が無い、開拓しようとしているが、結果に繋がっていなく。ある求人はハローワークの写し。これが辞める大きなきっかけだった。そして辞めていく人は大抵もめて辞めていく。半年見てきたが一人も就職出来た人が居ない。

民間の就労移行支援は利用者は顧客と考えろ

就労移行支援に期待するな、一人当たりとんでもない金額の補助金が国から出ている。これから分かることは俺ら利用者はお客様でしかなく、2年の満期まで抱えておきたい保留玉だ。だから厳しい事も言わず注意もせず優しい言葉しか掛けない、利用者の多くは社会人経験、バイト経験も無い人も居るその人達は2年間意味もないプログラムを続けて、社会の厳しさも教えずただ子供のように甘やかして2年後にはどうなるんだろうか。俺は辞める事にした。

発達障害へ次ぐ

俺の様に成人してから発達障害を知らされた人で、過去に社会人経験やバイトでもしているなら就労移行支援はおすすめしない、就労移行支援はもっと社会との繋がりが無い人、無かった人向けだ。重度の人向け。昔から自分は変わっていると思っていてなんとかやって来れた人ならまず行く必要はない。2年間生活まで干渉してくる鬱陶しい福祉サービスだ。俺が進めるのは、まず主治医と医療ケースワーカー臨床心理士と相談して自分の障害を書き出し出来ない事は諦める事だ、治りもしない障害を訓練しても仕方ない、出来ないものは出来ないと割り切り、仕事の選択の幅も狭めて行き特定の業界・業種を選び資格取得と平行して障害者求人サイトで求人を見て面接を受けたほうが良い。大人まで一般人扱いされていたのと違い障害者枠と言うのはどんなものか自分で見て経験した方がいい。