孤毒の果て

成人後自閉症スペクトラム、アル中・双極性障害とも診断される診断された当事者ブログ。孤独な男。据え置きゲームを処分して趣味はカメラへと移行、ミニマル生活へ。

「朝一時間勉強法」を読んだ【レビュー】

朝1時間勉強法 (中経の文庫)

朝1時間勉強法 (中経の文庫)

はじめに

朝生活、朝活をしたいと思っていてこの本を手にとった。先に結果から言えばタイトルの「朝一時間勉強法」と内容がマッチしておらずただの資格勉強指南本である。朝活も目的の人には全くお勧めできないタイトル詐欺本である。

レビュー

朝一時間勉強法と言うかただの試験対策本

朝一時間勉強法とタイトルがあるので具体的な生活リズム改善方などが乗っているのかと思ったが、全くの期待はずれ。朝一時間勉強法と言うかただの試験対策本である、学生が講師から言われるような事しか書かれていない。 早起きの方法の一つとして書かれているのは

「寝る前に起きる時刻を強く意識する」

その他具体的な方法については

飲み会は一次会で、もしくは21次くらいで必ず帰る。

どうしても眠い時は

二度寝より、昼寝をする。

この後パワーナップの簡易な解説もあったが・・・、糞すぎる。著者はとてつもなく環境に恵まれている人らしい。自分が資格取得するためには会社の飲み会をと断り、日中昼寝もできる環境らしくとても一般人が真似できるような事ではない。現実味がない話ばかりである。第8章まであるが、朝一時間勉強法については4章までしか書かれておらず、その後は基本的に抽象度の高い資格試験対策が書かれている。最終書の第8章では著者の「中小企業診断士」チャレンジ記が書かれているいるのだが、ここまで書かれていた自論を徹底できず自分の会社を持ち代表になって時間がなくなり勉強できなくなったと書かれていた。最終的にはまぐれで受かったような感じである。これほど糞な本は初めてだ読んでて呆れた。amazonのレビューを見ても似たようなコメントが書かれているので購入を検討している人は注意してほしい。初めて資格をとる。中学受験など・・・の人なら買ってもいいかなレベルである。

朝1時間勉強法 (中経の文庫)

朝1時間勉強法 (中経の文庫)

「朝1時間シート」で人生を変える法

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