孤毒の果て

成人後自閉症スペクトラム、アル中・双極性障害とも診断される診断された当事者ブログ。孤独な男。据え置きゲームを処分して趣味はカメラへと移行、ミニマル生活へ。

【Quartz Composer】Patch TimeとTimebaseの機能・使い方

Patch Time

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概要・使い方

実行開始からの秒数を出すだけのパッチ。入力も無ければ設定もない、ただ実行開始からの秒数を垂れ流すだけのパッチなためMathパッチなどの他のパッチと組み合わせて使う。

出力

Time

実行開始からの秒数

TimebaseとPatch Timeの応用

此処から先実践レポートなので間違っている可能性ありなので注意。 今回はRandomパッチを使い実践してみる。

Timebaseについて 

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Clearは、単色でウィンドウ全体に描画するパッチ

ClearのClear ColorをRandomと繋ぐとすごいスピードでビューがチカチカ色が変わる。Randomが出力しているValueの値はPatch Timeで変化していると思われる。

Timebaseを変更してみる
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Randomを右クリックするとTimebaseがある。

  • Parent:親のタイムラインに依存する?
  • Local:現在のタイムラインに依存する?
  • External:パッチ独自のタイムライン

デフォルトではParentになっている。ExternalにするとPatch Timeの入力が新たに作られパッチ独自のタイムラインができる。ExternalにするとRandomパッチからデータの出力が止まる。

Timebaseを使いRabdomの変化を緩やかに変更してみる

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RandomパッチはExternalに設定しているこのままでは動かないので、Patch Timeのデータを少し変化させて入力する。 Patch Timeから出た数値を÷10してRandomへデータを流している。Clearがゆっくりと変化する。当然だが☓10にするとPatch Timeの十倍の速度でRandomが生成される。

Patch TimeとRandomを直結するとTimebaseのParent状態と同じ事をしている事になる。この辺りを理解できるとTimebaseの理解が深まる。

Localはまだ詳しく調べていないが、ParentとExternalの違いがわかればPatch Timeの使い方の幅が増えるだろう。自分で書いてても分かり難い例の記事だと思うのでぜひ実践してほしい。

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