孤毒の果て

成人後自閉症スペクトラム、アル中・双極性障害とも診断される診断された当事者ブログ。孤独な男。据え置きゲームを処分して趣味はカメラへと移行、ミニマル生活へ。

【禁酒170日】禁酒の終焉、歩けないほど泥酔になり警察のお世話になる

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

目次

禁酒170日にて崩壊

何が原因かわからないストレスはあっただろうでも大した事じゃなかった、軽い気持ちでコンビニで角ハイを飲み、今まで貯めて来た鬱憤が決壊した。前回の禁酒崩壊も大きな理由は無かった。そのまま以前行きつけの店に行き飲む瓶ビール5本、日本酒1杯、ここから記憶がないが、焼酎ボトル半分を飲み更に記憶が無くなる、何故飲みたいのか意味が分からない、この店は実は大嫌いな店だ、マスターは俺の名前を絶対に呼ばないが他の客には○○ちゃん〜などと言う会話をしている。30歳過ぎても酒を飲んでも人の輪の中に入っていけないのだ、それとマスターと俺はかなり近い存在だ同族嫌悪を言うやつだろう最初の頃は話を良くした、趣味嗜好考え方が似すぎている。朝まで一人でカウンターで飲んだ。数人優しいおっさん達がいる彼らも孤独な独身男だ俺の事を察して話掛けてくれるんだろう、俺には料理は振る舞われないので料理も分けてくれる。おっさん「お兄さん、見た目がいいんだからこんな所で一人で飲んでないで彼女作っておいで」「俺たちみたいになるよ、ガハッハッハッ」と大抵言われる。が自閉症の俺は女も欲しくないし遺伝して更に強い自閉症が生まれる方が嫌である。そもそも俺は女どころか人が嫌いなんだと分かっている。実際彼らも診察を受けてないで自閉症なのかもしれない。

もはや初心すら忘れた、当時は年間の半分以上を二日酔いでだるいから禁酒を始めたはずだが、もはやそれすらどうでも良くなってきた。因みに躁鬱の鬱が進行したわけではない。

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泥酔して歩くことも出来ない

朝までのみマスターに「そろそろ帰れ」と言われるが言われるのは俺だけだ、他に客はまだまだいるそういう店なのだだから昔から通っている。イラッとするが朝にビールを飲む俺「マスターも飲む?」マスター「飲む!」この時だけテンションが高い当たり前だ阿呆すぎる。俺はここの中で馬鹿なのかこいつ?と思いながら金を落とす。俺の酒を飲めばそれだけ利益が上がる。そのまま2,3本瓶ビールをマスターと飲むが会話は無い、向こうから話しかけてくる事も無ければ、俺から話すことも無い、本当になんのために行ってるのか不明だ。深夜食堂に近いイメージを想像してくれればいいが、酒は無限に飲めてマスターのお気に入りになれば割引や料理のサービスがある。当然俺にはないので見かねたおっさんたちが分けてくれる。

意識はあるのに歩けない

店を出て数歩歩くと平衡感覚がない、ただの道路だ。歩けない人生でこんな事は初めてだだが意識ははっきりしている。GWで50代ぐらいの観光客が通りすがり「大丈夫か?兄ちゃん大分酔うてるな」「家はどこや近くか?」と言われるがタクシーに乗る気はない俺は移動手段に金を使いたくない。そもそもさっきの糞店でだいぶ飲んで残金で帰れるか不安だった。 頑なに歩くと言ったが街路樹や植木、溝に落ちているのを後ろから見ていたらしく、観光客のおっさん「そんだけ酔うてたらあるくの無理やで、送ったる」と言われ肩を支えられ帰宅するも途中で歩けなくなる、水を頂くが、全て嘔吐する。おっさんが呼んだであろう警察と救急車が来る。

警察と救急車

警察「お兄さん家どこ?身分証明書ある?どれだけ飲んだの?」と警察とやり取りをする、警察「ただの泥酔してるだけで犯罪じゃないから安心しなさいそれより顔色が真っ青やで大丈夫か?一応救急車呼びますね」数分もしない内に救急車が来る
救急隊「脈拍等測らせて貰いますね」どうやら脈が取れないらしい、上等な器具を出してくる
救急隊「今場所と時間・どう言う状況かわかりますか?」
俺「場所も時間もわかる意識もはっきりしてるが、体が動かない」
救急隊「病院行く?掛かり付けの病院はあるでしょう、薬はどれぐらい飲んでるの」
俺「10種類ぐらい飲んでるが効いてない。もう2,3年こんな状態や眠れもせず死ぬつもりで飲んだんやそれでも急性アルコール中毒にはならんだ、ただの深酒や、1日2日寝れば治る。病院に行ってどうなる?」
救急隊「病院・・・(話を変える)」
救急隊「意識があって本人も病院は必要ないと行っているので私たちは帰ります」
警察「お兄さん身分証明証の所に住んでるんだよね、送るから帰ろう。歩きでは事故になる」
俺「いいんですか」
警察「いいよ、それも仕事や」   俺「お願いします」  警察「若いんだから、彼女でも作って自分の身を心配してくれる人が一人でもいた方がいいよ」
俺「・・・」心の声(いらん)
警察に抱きかかえられてパトカーに載せられて帰宅、マンションの鍵を開けて中に入るまで送ってくれた、警察には感謝している。

警察手帳 (新潮新書)

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